トミヤマ柿渋 1.8L
□参考塗布面積:原液1.8Lを水で3倍に希釈2度塗りで約10㎡
□使用量は、材種によって増減いたします。
京都の老舗トミヤマの柿渋です。
古来より、木・竹、布、紙等に塗られてきました。飲むこともできる安全な塗料です。
タンニンが主成分で、防虫・防水、防腐、抗菌などの効果があります。
塗ると淡褐色~濃褐色になります。
木材・紙・布等の塗り用、染め用に使用できます。
柿渋
- 青い未熟の渋柿を搾り、醗酵後2~5年熟成させています。
- 高分子タンニンが主成分で、防虫・防水・防腐・抗菌効果があります。
- 塗ると淡褐色~濃褐色になり艶があります。
- 塗る場所のゴミ、ホコリ等を取り除き、乾燥させてください。
- 柿渋は鉄との反応が強く黒くなりますので、柿渋を別の容器に移すときは金属を避けガラス容器やポリバケツなどを使用してください。
- 刷毛など一般的な塗装用具で塗ることができます。
- 塗ってすぐは色が出ず透明で、またムラになりやすいのでお気をつけください。しばらくすると、紫外線や酸化により赤茶色になってきます。
- 水で薄めることもできますが、その場合は何度か重ね塗りすることをおすすめします。重ね塗りは前回の塗装が乾いてから行ってください。
- 柿渋を塗ったところに水がかかると色落ちします。また摩擦の大きいところに塗った場合も色落ちします。柿渋が完全に乾いてから蜜蝋ワックスや木蝋ワックスなどを塗るとよいでしょう。
- 赤ベンガラ、黒ベンガラなどの顔料を混ぜると塗ってすぐから色がつき、ムラが目立たなくなります。量はお好みで加減してください。柿渋に顔料を入れてよくかき混ぜてください。顔料は沈澱するので、ときどきかき混ぜながら塗ってください。
- 赤ベンガラ・黒ベンガラのほかに黄ベンガラ、チタンホワイトなども使用できます。
- 残った柿渋は冷暗所で保存してください。
- 空気に触れるとゲル化します。ゲル状になったところは取り除いて使用してください。
- また、小さい容器で保存すると、ゲル化を促進します。