アトピーの専門医が開発に加わった液体カリせっけんです。
考えています。健康や環境のこと。
丹念な精製で高い洗浄力を実現した、天然成分100%の液体せっけん。
- お洗濯もお台所もお掃除も、これ1本でOK 。
- 安全性が高く、洗濯だけでなく食器洗い、ガラス磨きなど、家庭のクリーンナップに大活躍。
- 洗浄力、安全性、環境負荷が少ない点が特長です。
- 液体ですから、すすぎも簡単。
主原料
フィリピンで栽培されたココヤシの油
成分
脂肪酸ナトリウム(純せっけん分)30%・蒸留水69.8%・植物からつくられた防腐剤0.2%
性能
製造のプロセスを12段階経て、精製には化学薬品を使わず、水蒸気、白土、活性炭を使用し、ヤシ油に含まれるガム質、リン、炭水化物、タンパク質等の不純物を除去しているので、洗浄力に優れ、水に溶けやすく、「せっけんの臭いが残る」「黄ばむ」「せっけんカスが残る」という従来の不満を解消しました。
精製に丸2日かけ、その後ケン化(せっけんに転化)するための助剤は海水から摂取した天然の苛性カリを使用、手にもやさしくお洗濯の仕上がりもふんわり。無色透明で臭いもありません。
使用量
お洗濯
天然の界面活性剤使用で洗浄力が高いので、使用量も3.5キロの洗濯機なら1回30cc(約45円分)で充分洗えます。
食器洗い
食器を洗うときは、5倍に薄めてください。しつこい汚れもすっきり落ちます。
お掃除
冷蔵庫・ポット・炊飯器・その他の汚れは、原液を布に含ませて拭き取ると驚くほどきれいになります。後は水拭きで、臭いも残りません。
ご注意
特にお肌の弱い方は、炊事用手袋を着用してください。
目に入った場合は、流水で15分間洗浄し眼科医の診断を受けてください。
飲み込んだ時は、多量の水又は塩水を飲ませて吐かせ、医師の診断を受けてください。
洗浄力が強く必要な皮脂まで洗い流してしまうので、身体や髪には使用しないでください。
界面活性剤…物質の界面張力を低下させる物質の総称。せっけんはこの一種で、界面活性剤は卵や大豆にも含まれています。
せっけんが誰にでも気軽につかえるようになったのは、ヨーロッパでは200年前、日本では100年前だと言われています。せっけんは人間が初めて人工的に作った界面活性剤です。
せっけん以前は、下のように本当に天然のものを利用した洗剤でした。
天然洗剤の例
アルカリを利用したもの
木炭、わら灰、海草灰、生石灰など
吸着作用を利用したもの
フノリ、寒天、小麦粉、うどんやそばのゆで汁など
天然界面活性剤を利用したもの
サイカチの実、シャボン草、桔梗の根など
18世紀、ヨーロッパではペストや天然痘などの伝染病で多くの人が亡くなりました。
フランスでは伝染病対策として、「下水道」と「せっけん」の普及が考えられました。病原菌もわからなかった時代です。一部の人が清潔を保っても効果がありません。国民の大多数がせっけんを使って清潔を保つという、現在の「公衆衛生法」の必要性が叫ばれたのです。
それまでは動物性油脂とアルカリとして木炭を煮たものでせっけんを作っていましたが、大量のせっけんが必要になり、アルカリ(苛性ソーダ)も多量に生産しなければならなくなりました。
そこでルブランという人が食塩から炭酸ナトリウムを作る技術を確立し、それによってせっけんが全ヨーロッパに普及、伝染病の死亡率が激減したのです。
そもそものせっけん普及の目的は、国家的または国際的規模で住民全体が身の回りの清潔さを保つことにより、伝染病を防ぎ生命と健康を守ることでした。現代のように「白さと香り」ではなかったのです。
第二次世界大戦中、ドイツとアメリカでABS(アスキルベンゼンスルホン酸ナトリウム)という合成界面活性剤が作られ、これにトリポリリン酸ナトリウム(リン酸塩)を助剤として加えたものが、本格的な合成洗剤(中性洗剤)として商品化されました。しかし、この洗剤によって河川が泡だらけになるトラブルが頻発したのです。
日本では昭和25年にABSの生産が開始されましたが、在来のせっけんと合成洗剤の生産量が逆転するのにそれ程多くの時間を必要としませんでした。それに伴い、合成洗剤の環境汚染の問題から人体への影響についての問題もクローズアップされ始めたのです。
アメリカでは全土で「家婦湿疹」と言われる手荒れが社会問題化し、わが国でもマウスに洗剤原液を塗布したら全例が死亡したというショッキングな実験結果が、公衆衛生学会の席上で報告されました。
現在、洗濯用・食器洗い用・入浴用などの、洗剤と言われるものせっけんと言われるものが数えきれない程出回っています。消費者がそれらに求めるのはこんなことでしょう。
- 人体に安全無害なこと(安全性)
- 環境を汚染しないこと(無公害)
- 汚れがよく落ちること(洗浄力)
- 使いやすいこと(利便性)
- 値段が安いこと(経済性)
これらを満たしていればせっけんではなく合成洗剤でも良いわけですが、実際にはそのような合成洗剤は皆無といえるでしょう。
今日、圧倒的多数の人々はコマーシャルに促されるまま、食器洗いから洗濯、シャンプー、掃除に至るまで合成洗剤を使っているのではないでしょうか。
しかし、その全ての用途に対応するせっけんがあるのです。汚れもよく落ちます。
環境や健康のために、合成洗剤ではなくせっけんを使ってみませんか。
せっけんと合成洗剤の違い
原料 |
せっけん
植物性油脂→脂肪酸→脂肪酸ナトリウム 合成洗剤
鉱油と動植物油脂→アルキルベンゼンスルフォン酸ナトリウム |
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特徴 |
せっけん
自然素材で環境にやさしい。 微生物による分解が迅速。 ヒトの肌にやさしく、皮膚に存在する免疫力が低下しにくい。 洗濯後の衣料にせっけんが残存していても、皮膚刺激性は合成洗剤に比較した場合、ほとんどない。 合成洗剤
化学合成品で微生物による分解性が劣悪で、長期間環境を汚染している。 洗浄力がありすぎるため、ヒトの皮膚表面の免疫力まで洗い流し、皮膚常在菌の欠落により皮膚疾患の原因になりやすい。 洗濯のすすぎは充分に行っていても100%洗剤がなくなることはありえない。場合によっては、残存洗剤により、皮膚の過敏症にかかることがある。 |
使いやすさ |
せっけん
従来の粉せっけん・固形せっけん等の、水分散性、溶解性、洗浄性などの悪さは改良され、市販の合成洗剤と比較しても、全く遜色なくなった。 合成洗剤
化学合成の力を借りて、総ての点に使いやすく工夫されている。 |
経済性 |
せっけん
少量生産のため若干割高になるが、それほど家庭経済の負担にはならない。 合成洗剤
大量生産で各社安売り競争に走り、安売り合戦をおこなっている。 |
- 別途、送料がかかります。
- パッケージ、価格は予告無く変更になる事がございます。ご了承ください。